※こちらのページは、本科コースに関する質問、回答です
本科コース 留学前の準備について
一年間の留学に必要な費用はどのくらいですか?
留学費用とお小遣い/交際費等で合計200万円前後必要だとお考えていただくと良いかと思います。
- 往復航空券 … 約15万円
- 海外留学保険 … 約25万円
- 留学費(次項参照)… 135万円
- お小遣い/交際費など… 30万円
留学費に何が含まれていますか?
下記、ご参照ください。
留学前 | ビザ取得サポート |
留学に関する相談 | |
学校への送金代行 | |
学院研修中 | 宿泊費用(学院横の宿舎2人部屋) |
食費(平日:朝・昼・夕/週末:土日の朝食) | |
料理講習 | 材料費・食費 |
通訳費 | |
イタリア語講習 | 全40回: チェントロコイネ・ルッカ校講師による特別授業(120時間) |
ワイン講習 | イタリアソムリエ協会講習(開催できない場合もあります。) |
食文化見学 | 全4回:ワイナリー見学、トリュフ狩りツアー、到着日ルッカ市街地見学、スローフードイベントツアー、チーズ工房見学等 |
インターンシップ中 | インターンシップ先紹介/相談手数料 |
インターンシップ先登録手続き料(2店舗目までは無料) | |
インターンシップ先での宿泊費 | |
インターンシップ先での食費 |
教育ローンは頼めますか?
ルッカ・イタリア料理学院は、国の教育ローン対象校ですので、教育ローンを頼むことが可能です。
航空券、保険の手配は各自がどこの会社に頼んでも良いのですか?
基本的に長期の方は成田/羽田空港に全員で集合し、同じ便でイタリアまで渡航するため、提携の旅行会社(株式会社IACEトラベル)に依頼し、航空券を手配しています。
6か月もしくは1年のご留学の場合には、ビザ申請が必須で、その際、片道ではなく往復の航空券が必要となります。
ビザ取得の面においても、航空券については、提携先の旅行会社にお任せ頂いた方が安心かと思いますが、ご自身で航空券や保険の手配をされる場合には、事前にご連絡頂けますようお願い致します。
学院研修中の授業について
学院での調理授業はどのように行いますか?
生徒は4つの班に分かれ、前菜、プリモ、セコンド、ドルチェを持ち回りで担当します。
食材の切り出しや下処理などは各班で担当しますが、調理の重要なポイントでは全員を集めて講師が説明し、調理します。
講師は何名くらいいるのですか?
講師は約15名、北はピエモンテから南はナポリまでいます。
リストランテのシェフからだけではなく、パン屋、ピッツァ職人、ドルチェ屋、肉屋などリストランテ以外の調理技術も学ぶことが出来ます。
また、リストランテもイタリアの郷土料理を扱うシェフからミシュランの星を獲得しているシェフまで多岐にわたりますし、魚介専門店やジビエ専門店など専門性の高いシェフも講師として招いています。
通訳はつきますか?
講習中は基本的には通訳が付きます。また、インターンシップ中の生活で困ったことがあればサポートすることも可能です。
しかし、インターン先では通訳は付きませんので、学院研修中に出来るだけイタリア語に慣れて頂く必要があります。
通訳に頼らず、イタリア語を聞き取り理解するように意識して下さい。
学院研修中の生活について
洗濯物はどうしますか?
私服は週1回全員分をまとめてクリーニングに出します。
1回1人あたり約3~6ユーロの代金がかかります。
大き目の洗濯物ネットを事前に2枚準備してください。
下着類は手洗いをされる方がほとんどですので、数回分の洗濯洗剤など別途、日本からお持ち頂くと良いかと思います。
宿泊するのはどんな所ですか?
学院に併設されている宿泊施設です。基本的に2LDK(シャワー、トイレ付き)を4名で共有していただきます。
もちろん男女は別部屋ですが、ツインルームとなりますので、シングルルーム希望の方は事前にお申し付けください。(別途料金が発生します。)
WiFiはありますか?
学院には無料WiFiがあります。インターンシップ先は研修先によって異なりますので、都度ご確認ください。
語学の授業について
語学の授業は週何時間ありますか?
平日5日、毎日3時間の計15時間あります。8週間の学院研修の合計時間は120時間です。
語学の授業はどのように行われますか?
最大12名で授業を行います。講師は外国人へのイタリア語教育のノウハウが豊富なチェントロ・コイネ・ルッカ校から派遣されます。授業は現場を意識して100%正しい文章ではなくとも自分の意思を伝えられる活きた会話力を養う訓練を徹底して行います。
ある日の授業は厨房で行い、生徒にその日の調理実習で行なった手順をイタリア語で説明させたり、質問したりします。すると生徒は自分が覚えていない調理器具の名前や表現方法が何かが明確になり、翌日の調理実習では注意してイタリア語の指示を聞くことができます。
また自らイタリア語で質問するなどして、徐々に何とか自分の意思を伝える能力を意識的に付けることができます。
週末について
週末の食事はどうするのですか?
基本的に週末の食事は各自で賄う事になります。また週末の朝食は金曜日の夜に学院からもらうことができます。
滞在する部屋にはミニキッチンが備わっていますので、各自で自炊することも可能です。
食文化実地見学は何回ありますか? 学院滞在期間中に合計4日(回)実施します。
希望者のみ食文化実地見学へ参加するのですか?
基本的には全員参加の行事です。個人では訪れることが困難な場所での食文化体験となりますので、必ず参加するようにしてください。
リストランテ研修について
研修先はどのように決定するのですか?
学院長との面接を数回行い決定します。その際に本人の希望と技量を踏まえて、研修先リストランテの候補を数店挙げます。
その後、週末を利用して各自お店へ下見に行き、最終的に研修先を決定します。
提携外であっても、もしご自身で働いてみたいリストランテがある場合には、校長に直接ご相談ください。
校長から希望のリストランテに話をしてくれる場合もございます。
研修先は何件位、またどの地域にありますか?
研修先は30店以上、学院があるトスカーナが約半数を占めますが、その他にも北はアルト・アディジェから南はカラブリアまで研修先があります。
先輩達の活躍もあり、研修先は毎年増えています。
研修先での仕事内容はどのようなものですか?
まず語学と調理のレベル、お店の規模により任される仕事が変わってきますが、調理経験が豊富でない場合、初めの2,3ケ月は前菜とドルチェを担当することが多いです。
言葉にも環境にも慣れて来るとプリモ、セコンドの仕事を任されるようになりますが、任される時を待つのではなく、身に付ける姿勢を保ち積極的に他人の仕事を覚えるようにして下さい。
研修先で調理以外の仕事(皿洗いやホール)はしますか?
学院の研修先は研修生として皆さんを受入れるので皿洗いやホールをさせるところはありません。
基本的にイタリアでは料理人と皿洗いは職業として区別されていますし、皿を洗いは皆さんのやるべき事ではありません。が、小さいお店(家族経営)などでは手が空いた時に全員で洗う所もあります。
また、研修先で不満がある場合には、学校スタッフまたは株式会社アドマー二までご相談ください。
研修先へ改善を要求しますし、それでも改善されない場合は研修先の変更も手配します。
研修先へ配属されてから、研修先を変更することは可能ですか?
Q4の回答の理由などでも変更は可能です。変更希望と理由を学院へ伝えてから、一、ニヶ月後を目途に移動することができます。
ただし、変更2回目以降つまり最初の研修先から数えて3店舗目へ移る場合は変更の度に500~1,000ユーロの登録料(州によって費用が異なります。)を自己負担して頂きます。
研修先での住居と食事はどうなるのですか?
住居については研修先が用意しています。個室の所もあれば従業員でルームシェアしている所もあります。
食事についてはリストランテ営業日には賄いを食べ、休日は各自で準備する事になります。
シェフが休みの前日に食材を分けてくれたり、食事に連れて行ってくれたりとお店によって対応は様々ですが、食べ物や住む場所で困る事は基本的にはありません。
10ケ月の研修期間終了後、イタリアに残ることは可能ですか?
100%希望通りにイタリアに残れるとは断言はできません。しかし、毎期数名の方が研修先と信頼関係を築き、そのまま継続してイタリアで研修を続ける機会を得ています。
また、一度日本に帰国してから呼ばれる方も居ますので、何よりも信頼されるという事が重要な要素だと思いますので、誠実に頑張って下さい。
学生ビザを取得する場合は株式会社アドマーニへご相談ください。
研修期間中に労働ビザを取得することは可能ですか?
労働ビザの取得は雇用者側の負担が大きいため、限りなく不可能に近いです。
しかし過去の参加者の中には取得した方がいます。労働ビザ取得に関しては“運”や“巡り合い”が必要です。