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学院所在地~ルッカという街~


ルッカ・イタリア料理学院から徒歩50〜60分。 城壁に囲まれた歴史ある町をご紹介します。

緑とオリーブの香りにつつまれた街 “ルッカ”

イタリアの中部トスカーナ地方に位置するルッカは、旧市街地が4.2kmにわたる城壁に囲まれています。中世の城壁がほぼ完全な形で残っている場 所は国内でも珍しいと言われており、往時のたたずまいを残した、緑豊かな美しい小都市です。
オリーブオイルの代名詞となるほどその栽培がさかんです。

普段はこじんまりとした静かな街ですが、毎年9月13日に行われる聖十字架灯明行列(Luminara di Santa Croce)は有名な祭で、この時期は大変にぎわいます。この祭は、ルッカのシンボルであるキリストの十字架像を祝うもので、灯明行列が市内を練り歩き、 行列が終わる頃、盛大な花火が打ち上げられます。

また、作曲家のプッチーニやボッケリーニ、カタラーニらの生誕の地でもあり、プッチーニ・オペラフェスティバルが行われるTorre del Lagoへは車で小一時間のところに位置しています。
近郊の有名な観光地にはピサ、サンジミニャーノ、シエナがあります。


ルッカの歴史

旧市街は16世紀から17世紀にかけて建てられた城壁で囲まれており、美しい街並みを今に残している。ロマネスク建築様式のバジリカ形式で建築さ れたルッカのドゥオモ(教会)が一番の観光スポットとなり、他にもサン・ミケーレ・イン・フォロ教会など、中世の建物が見どころである。また、14世紀に建てられたグイニージ通りにある「グイニージの塔」は、ルッカの町並みや周辺を眺められる恰好の展望台となっている。

かつての城壁は、現在では緑の多い約4キロにわたる遊歩道となっており、散歩やサイクリングを楽しめる市民の憩いの場となっている。
レンタル自転車屋もある。
(wikipedia 引用)


イタリアの各地にあるドゥオモとは?

ドゥオーモ(Duomo)はイタリア語で、イタリアでの街を代表する教会堂の事である。ローマ以外での司教座聖堂の大聖堂にほぼ同じ。 ラテン語のDomusが語源で、神の家を意味する。
旅行ガイドなどにはドゥオーモとそのまま書いている。また、ドゥオモ、ドウモウとも表記される。ドゥオーモと呼ばず司教座聖堂の意味のカッテドラーレ(cattedrale)と呼ぶ地方もある。
(wikipedia 引用)


アンフィテアトロ広場

2000年前の円形劇場を住居として利用
楕円の広場とそれを囲む高さの異なる住居部分が独特の空間を作り出している円形劇場『アンフィテアトロ広場』
広場に面した店をよく観察すると、店内が長方形でないことに気づきます。広場の中心から放射状に区切られた昔の構造を利用しているからです。
4つのアーチの何処かを抜けて外周を1週すると、壁に巨大な石やアーチがむき出しになっている所があります。2000年前の構造が、今なおそこに住む人を支えているという歴史の積層を感じることが出来ます。
フィレンツェの円形劇場の外観は普通の住宅にしか見えず、ローマのコロッセオ、カプア、ヴェローナの円形劇場は遺跡であって転用されていません。 ルッカのアンフィテアトロ広場は、大規模な転用の中きちんと古代の構造を読み取れる貴重な事例なのです。
(書籍『音楽の町ルッカとオペラの天才プッチーニ』引用)