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学院の歴史

ルッカ・イタリア料理学院は、2008年から新校舎に移転いたしました。中世の館の内装を新たにし、緑多き郊外に立地しています。

ここでは料理学院のあゆみをご紹介します。
ルッカ・イタリア料理学院の設立には(株)文流が深い関わりをもっています。
(株)文流はイタリアからの洋書の輸入販売から始まり、イタリアとの文化交流を様々な形で実現してきました。そのひとつとしてイタリア料理研修旅行(第1回は1967年)があり、当時の参加者は料理研究家や雑誌の編集者、食品会社の幹部といった方たちでした。

その後20年間の日本におけるイタリア料理店の増加はめざましく、西洋料理の中でイタリア料理が占める比重も大きなものとなりました。それまでほぼ毎年実施していた研修旅行の内容をさらに充実させ、より実践的なコースを作る必要を感じました。

そこで1988年、イタリア料理のプロを目指す人たちを対象とした本格的料理コースをイタリアのトスカーナ州シエナで立ち上げました。このシエナ・イタリア料理学院が現在のルッカ・イタリア料理学院の前身です。
料理学院の卒業生はレストランのオーナーシェフ、料理教室の講師など、様々なかたちで経験を生かしています。また、イタリアのレストランに勤め、現地で活躍する人も少なくありません。

2004年からは同じトスカーナ州のルッカに拠点を移し、名称もルッカ・イタリア料理学院と改めました。前身の料理学院設立時から講師を務めていたジャンルーカ・パルディーニが学院の経営と運営を担当しています。

現在同学院は公的機関ENAIP(ルッカ人材育成訓練機関)の傘下となり、外国人のためのイタリア料理の専門学校として、欧米や日本から研修生を 受け入れて指導し実績を重ねています。


公的機関ENAIP(ルッカ人材育成訓練機関)